クラフトビールが人気の理由とは?何がユーザーを惹きつけているか?
クラフトビールが人気の理由は何でしょうか?
現在、ビール業界は年々売り上げが下落傾向にあります。
そんな中、逆に年々上昇傾向にあるのが「クラフトビール」です。
では、一体なぜクラフトビールは人気があるのでしょうか。
今回はクラフトビールが人気の理由についてどこよりもわかりやすくご紹介します。
現在ビールは下落傾向にある
国税庁が毎年公表している「酒のしおり(令和5年6月版)」によると、ビール(発泡酒なし)は、年々下落傾向にあります。
もっとも高かったのが平成6年度の約700万kℓ以上でした。
令和3年度は194万kℓで約1/3以下にまで落ち込んだことになります。
そのため今後も国内ビール市場はさらに縮小傾向に向かうと予想されます。
クラフトビールの出荷量は増加傾向にある
東京商工リサーチの主な地ビールメーカー65社を対象にした調査によると、2023年1〜8月の総出荷量は1万118.0kℓでした。
この数値は前年同期を9.1%上回ったことになります。
地ビールメーカーとはクラフトビールメーカーのことです。
現在クラフトビールの出荷数は年々増加傾向にあります。
クラフトビールのマイクロブルワリーは、香り、泡、炭酸、風味を年々向上させており、新しいユーザーの取り込みに努めています。
また大手ビールメーカーもクラフトビール市場に参入しており、マイクロブルワリーと大手ビールメーカーの間でも競争が激化中です。
ちなみに全ビール市場におけるクラフトビールのシェアはビール全体の2%未満にまでなりました。
①大手メーカーのビールにはない美味しさに出会えるから
1つ目の理由は大手メーカーのビールにはない美味しさに出会えるからです。
大手メーカーのビールは大量生産で、品質や味のブレがありません。
ただし裏を返せば画一的で無個性な味です。
極端に不味くはないが、わざわざもう一度飲みたい味ではありません。
それに対しクラフトビールはまったく違います。
クラフトビールの醸造所では大量生産はできません。
良質な原材料を使って、伝統的な製法で、手間と時間をかけて香り豊かで深い味わいのあるビールをつくることができます。
当然合わない人もいますが、合うと世界にこれしかないくらいの美味しいビールに出会うことができます。
➁希少価値だから
2つ目の理由は希少価値だからです。
クラフトビールは、伝統的に使われる主原料の他に、副原料として地元産の野菜・果物・香料・調味料などを使うことができます。
また地域限定、季節限定や独自の製法でつくるビールもあり多種多彩です。
一瓶一瓶丁寧につくられており、手づくりの温かみを感じることもできます。
しかもほとんどが少量生産で、人気のあるクラフトビールは入手困難であるためかなりの希少価値です。
➂鮮度が高い状態で飲むことができるから
3つ目の理由は鮮度が高い状態で飲むことができるからです。
クラフトビールはブルワリー直営の飲食店だと、樽から直接注がれるタイプが多く、缶入りや瓶入りビールよりも鮮度が高い状態で飲むことができます。
そのため出来立てに近い美味いビールを飲むことが可能です。
また大手のビールのように長期保存を目指していないので、保存料などが入っていない安全で身体に優しいビールです。
④自分のペースでじっくり味わうことができるから
4つ目の理由は自分のペースでじっくり味わうことができるからです。
一般的に大手ビールメーカーのビールは、飲み会の席でガンガン飲むイメージがあります。
要は味わうものではなく、気持ちをスカッとさせるものだからです。
そのため飲み会では、周りからもっと飲むように煽られることが多く自分のペースでは飲めません。
ところがクラフトビールは深い味わい、豊かな香り、複雑な余韻など、若干ワインのようにゆっくり味わって飲むことが向いています。
またラガー・エール・IPA・スタウトなど、スタイルが多彩で、各醸造所やビールの製造ストーリーなどにまつわる話を楽しみながら、落ち着いた雰囲気の中で自分のペースでじっくり味わうことが可能です。
⑤SNS映えする
5つ目の理由はSNS映えするからです。
クラフトビールはいろんな点でSNS映えするビールです。
クラフトビールの缶や瓶のラベルやパッケージのデザインはアーティステックなものが多く写真が映えます。
また中身のビールも原料や副原料が多彩であることから、グラスについだ時に通常の黄金色のものから、黒、赤、クリアーなどバリエーションが豊富で、美しい色合いを楽しむことができます。
さらにクラフトビールを飲む時のシチュエーションやロケーションもSNS映えし、フォロワーにこれまで見たこともないようなフォトジェニックな画像や映像を届けることが可能です。
まとめ
今回はクラフトビールが人気の理由についてご紹介しました。
クラフトビールは、種類やジャンルが多く、多くのビールの中から個人個人の趣向に合ったビールを探すことができます。
そのため人気も一カ所に集中せず、それぞれのビールにコアなファンがつくビールになることでしょう。
クラフトビールの人気は今後もますます高まることが予想されます。
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